Q. どうして従業員の給料を支払わなかったのでしょうか?
2023年3月度の給料の支払い(月末〆翌15日支払)にあたり、大津綾香は党の会計担当者であった粟飯原美香氏に対して、従業員名簿や各々の勤務実態、給料額などが分かる資料の提出を求めました。
しかし粟飯原氏はこれを提出せず、よって従業員の実態や支払い先などを確認できなかった大津党首は、3月分の給料の支払いを行うことができず、以後も従業員の勤務実態などが不明な状況が続いていました。
2023年末から2024年当初にかけて行われた党と元従業員との間で争われた労働審判を通じて、2023年3月8日に大津綾香が党の代表者に就任した時点に於いて、党には少なくとも6名の従業員が在籍していたことが分かっています。
うち5名の従業員はコールセンターに勤務していたスタッフですが、コールセンターの運営は、少なくとも4月以降はNHKから国民を守る党(政治団体、代表者 : 立花孝志)または立花孝志ひとり放送局株式会社(代表取締役 : 立花孝志)が運営しており、党とは無関係です。
実際、コールセンターに勤務していた方々は大津党首の指示ではなく、立花孝志氏の指揮命令下で勤務しており、立花氏のYouTubeチャンネルにて公開された動画などからも党から既に転籍していたことが分かります。
残る1名は粟飯原美香氏ですが、彼女は立花氏の秘書的な存在でもあり、コールセンターのスタッフ同様、大津綾香の指揮命令下にはなく、立花氏に付き従って仕事を行っていました。
従業員の状況が分からなかった党では、7月4日付にて「未払金に関するご連絡のお願い」を公表し、未払いの債務がある従業員や委託先に対して、お詫びとご連絡のお願いを行なっていますが、これに応えてご連絡を頂いた方は全くいらっしゃいませんでした。
以上のことから、党には未払いの従業員給料は存在しない(旧従業員の給料はNHKから国民を守る党または立花孝志ひとり放送局株式会社が支払いべきものである)と考えています。